変わっていく自分を楽しむ
ここ数日いろいろ考えたし、いろんな人に聞いてみたけれども、
やはり人の役に立ちたいという大義名分があったとしても、自分が楽しめなきゃやってられないよ!と思ったのである。
たとえば、私の父は医療関係者です。
その父に「自分が楽しめることを追求するか」もしくは「人の役に立つことを追求するか」どちらを選ぶかと聞いたところ、
「医療というのは究極の人助けだけども、人の役に立ちたいという思いだけでは続けられない。
仕事をしていて好奇心をもてるものがあったり、楽しめるものがあったり、自分自身にチャレンジをしてそれに打ち勝つ達成感があったりするから、ここまで続けてこれている。
純粋に役に立ちたいという思いだけでは人間続けていられない」
とのことでした。
やっぱりそうだよね~~人間だもの。どんなに人の役に立ちたいという思いがあったとしても、その奥には少なからず「人に優しくしている自分を褒めてほしい」とか「人の役に立ち功績を上げたことで昇進したい」とかいう人間臭い感情があるはずなのだ。
だから、純粋に人の役に立ちたいと思えない自分を責めるのはやめよう。
別に褒められたいから優しくするんだって良いじゃない。
「褒められたいと思う邪な気持ちで優しくするなんて嫌だから、優しくしない」というのは、誰の得にもならないし、それどころかただの自己満足でしかないじゃない。
結局誰も優しくしてもらってないし。
それなら、邪な気持ちをもっていたとしても優しい行動を取っている前者の方が良いんじゃないか…と私は思う。
客観的に見て良いことが行われているのだから。本人の心情がどうであれ。
(あっ、だからといって相手を騙そうとして優しくするのはダメですよ?ここでのポイントは、自分の行動によって相手にメリットがあること、です)
とまあ、医療関係者でも(と言ったら語弊があるかしら)上のようなことを言ってるんだから、自分ならなおさらそんなに悩まなくて良いじゃん!
とある意味ふっきれてしまった私なのでした。
そんなこんなで、今の仕事で面白いと思うことを考えてみた。
自慢でもなんでもないんだけど、私の職場は頭の良い人が多い。
ありとあらゆるところから情報を仕入れ、それを頭の中で咀嚼し、あらたな事業を考えていく。本当にすごい。
だから、私も色んな情報に触れて、そこから新しい事業…とまではいかなくても、自分の考えをもって、まずは課内に発信できるようになりたいと思った。
当分の私の目標はこれだ。
(…今、自分が鋭い意見を言ったり、上司に言われる前に先回りして仕事を終わらせておき、上司が目の色を変えるところまで妄想したら、ものすごく気分良かった。(笑)
←この感覚大事ね。)
これまでの自分のイメージを塗り替えるんだ。
上司との雑談の中でも、私がナイスな知識を披露して、あの歩く辞書みたいな上司に「へえ、面白いねえ」と言わせたい。それで、実のある議論をするんだ。
これまでの私は、「〇〇さんはどう思う?」と意見を聞かれても、自分の考えが何も思いつかなく、そもそもそのテーマに関する知識も皆無だったため、何も答えられなかった。
頭の悪そうな感想しか言えなかった。悔しかった。
悔しいのに、そんな自分に諦めて、無気力になっていた。
そうではなくて、もっと中身があり、相手をうならせることができたら最高だ。
良い意味で、周囲の人を驚かせるのだ。
それを繰り返していけば、自分も一目置かれて、もっと大きな仕事を任せてもらえるはずだ。
まず明日からできることを考えよう。まずは朝やることを考えた。
・始業1時間前に出勤して、前日にクリッピングした「今日のニュース」を読み込む。
・課内のスケジュールを確認して、自分に手伝えそうなことをリストアップ。
・今日一日のスケジュールを決める。何をどれくらいの時間をかけてやるかを決める。
今の自分が最高とは決して思わないし、今の自分に固執しようとも思わない。
どんどん自分をアップデートしていきたい。
私は毎日変わっていきたい。
そんな変わっていく自分を楽しみたい。
今日はこのへんで。