人の役に立ちたかった
もうねえ、自分の穢れを洗い流したいです。
彼氏をご飯に誘ったら、(要約すると)仕事あるから無理。と言われた。
それから、
・この3連休でいかに仕事のことを考えて行動していたか
・これから仕事でどうしたいか
・上司からどのような声をかけられたのか、
・仕事上の質問(彼氏は職場の後輩で、私の後任です)
なんかを一気にLINEで送ってきて、
言われた私はというと、一人で泣き出してしまったのだった。
ここ最近の私の頭の中なんてこうだ。↓
「日々の仕事が面白くない、楽しくない、モチベーションが上がらない、
なんのために仕事してるのかわからない、上司が厳しくて委縮してしまう、
周りが優秀すぎて自分のできなさが嫌になる、
自分の学歴が周りと比べて低く、仕事ができないんじゃないかと思う、
去年の部署は良かった、今の仕事は自分に合っていないんじゃないか、
もう辞めたい、逃げたい、楽になりたい」
・・・
彼を好きになった一番のポイントは、
「人の助けになりたい」という気持ちが人一倍強い人だから、だった。
彼は学生時代、不登校になった中学生に勉強を教えていたのだという。
それも、ボランティア団体に所属していたとかではない。
元々個別指導のバイトをしていて、でもある日から来なくなった生徒がいて、
心配になって連絡を取り、不登校になったことを知ると、
自ら申し出て、無償でその子に勉強を教えに行っていたそうな。
最初の半年は口もきいてくれず、ただ二人で並んでゲームをしていたんだけど、
次第に心を開いて勉強できるようになり、最終的に志望校に合格したんだって。
すごいよね。
かくゆう私も学生時代、学校に行けない子供に勉強を教えるボランティアをしていたのでした。
そんなこんなで話が盛り上がって、多分お互い「この人とは価値観が合うな」と思って、惹かれ合っていったんだと思う。
彼も私の「人の役に立ちたい」という気持ちを好きになってくれたんじゃないかな。
まだ先輩と後輩だった頃、デートを重ねる度に「人の役に立つ職員になりたい。この気持ちを忘れないようにしようね」と二人で話していたものだ。
だけど、このところ、私の仕事が上手くいかなくなって、落ち込むことが多くなっていった。
その反面、彼氏の方は仕事が順調で、上司にもすごく認められていて、
去年同じ仕事をしていた私よりも沢山の仕事を任せられている。
デートをする度に彼氏は、仕事への熱意とか、今努力していることとか、
上司に褒められたこととかを私に話してくる。
嫉妬もあったんだと思う。
最初は「良かったね」とか「すごいね」とか笑顔で聴けた彼氏の話も、
次第に聴くのが苦痛になってきてしまった。
デートでは必死に笑顔を作り、電話では必死に声を高くして「すごいね」と言う。
そして家に帰ってきて、一人で泣くのだ。
その繰り返しがずっと続いている。
なんでこんなに悲しいのか。
嫉妬とか焦りとかなんだろうな、と自分で思っていた。
でも、今日彼氏から送られてきたLINEを読んで、ようやく理解した。
「人の役に立ちたい」というあの頃の純粋な思いを忘れている自分を思い知らされたからだった。
そして今、人の役に立ちたいと真剣に思えないでいる。
自分のことで精一杯。自分がいかに気分良く生きていけるかばかり考えている。
それはそれで悪いことではなく、一つの生き方なんだけど、
この職種を選んだのも「直接人の役に立てる人間になりたい」からだったのに、
何やってるんだろうなという気持ちがみるみる浮かんできた。
しばらく泣いて、泣いて、仕事の質問をしてくる彼に教えて、
それから泣いて、泣いて、「明日も頑張ろうね!」という彼に、
「がんばろー!」というLINEを返して、泣いて・・・
しばらく泣いて、シャワーを浴びて、
やっぱり彼氏のことはどうしたって好きなんだなあと思った。
それからこのブログを書いている今、わりと冷静な気持ちで仕事と自分を見つめなおすことができている。
久しぶりに大泣きしたからかもしれないね。
今後の対応策としては、以下のとおり。
・彼氏から会いたいと連絡してくるまで、こちらからは連絡をしない
(こちらから誘っても断られるため。あと、今は仕事に集中したい時だろうから、
今こちらのワガママを言っても鬱陶しいだけ。)
・自分も今の仕事に集中し、彼氏にそのことを報告する
(おそらく彼氏だって、「人の役に立とう」と努力している私が好きなはずだ。
ベタベタに甘え合う関係よりも、お互いに高め合う関係を望んでいるのでは。
私もそのような関係性の方が良いと思える)
・自分の仕事をいかに楽しくするか考える。たとえば、私は日々新しいことをして刺激を得たいタイプなので、日々の業務にゲーム性をもたせて楽しめるようにする。
また、自分は「社会で活躍している企業を応援する」というよりも、
「社会の課題を解決する」という考え方のほうが好きなタイプだから、
各プロジェクトの課題をまず考えてみることにする。
(仕事には人それぞれ色んなやり方がある。自分のタイプを知った上で、それに合わせた方法を考えだせば、楽しくやっていけるのではないか)
とりあえず、上のことを頑張ってみよう。
彼の特性や事情も理解しつつ、自分も押し殺すことなく日々の生活を楽しみつつ、仲良くやっていけたらなと思います。